体外受精の方法がどのようなものであるのかについて、ここで解説していきます。
体外受精とはいったいどのような方法で行われているのでしょうか。採取した卵子と精子を受精するといった方法は、体外受精と顕微授精に大きくわけることができます。そのうちの体外受精は採取した卵子と精子をシャレーの中で混ぜ合わせていき、温度や酸素窒素濃度を卵管と同じように整えたインキュベイーターの中において、約4時間ほど培養させて受精を促します。そのため体外受精は卵子と精子を体外から取り出すとはいえど、極力受精をしやすいような状態に整えながらも自然の力に受精自体は任せるという方法であるといえます。
顕微授精は自然の力で受精させる体外受精とは異なり、受精の段階でもサポートをしていきます。顕微鏡において精子を確認し、極細いピペットと呼ばれるガラス管に精子を一つだけ入れておき、卵子の透明膜を破りその奥の細胞膜を通して、細胞質の中に精子を直接送り込みます。注入する精子を培養士が選び受精の段階からコントロールしていく方法が、顕微授精といえます。
体外受精と顕微授精のどちらを行うかを選ぶには、どのようなことがポイントになるのでしょうか。体外受精と顕微受精のどちらかの方法を選ぶかといったことは、それぞれの状態によって判断されます。基本的には明らかな受精障害であるような場合や、体外受精では難しいと判断された場合において、顕微授精は行われます。